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ワイワイタイランド.COM >  コラムカテゴリ >  ラブラブ やすだ先生 >  【相談】入国管理局から認めてもらえる「理由書」の書き方

【相談】入国管理局から認めてもらえる「理由書」の書き方


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こんにちは。東京都で暮らす日本人会社員です。このたびタイ人の彼女と結婚することになりました。彼女とは仕事を通じて知り合い、交際に至り、自然の流れで結婚が決まりました。普通の恋愛結婚です。彼女はバンコクにいますが、結婚にあたって入国管理局から婚姻に至った経緯を記した「理由書」を求められると聞きました。僕たちは本当に普通の恋愛結婚なのですが、どのように書けばいいのでしょうか。プライベートなことをどこまで書かなくてはいけないのか…。何だか恥ずかしいです。「理由書」作成において、はずしてはいけないポイントを教えていただければと思います。

 

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御質問内容を拝見させていただきました。
タイ人女性との御結婚おめでとうございます。これから御二人で苦楽をともにされていくと思いますが、末永くお幸せになってください。
さて、入国管理局へ申請をする際に必要となる「理由書」の書き方についてですが、様々なポイントがあります。しかし、御客様は普通の恋愛結婚でありますので、嘘をつかずにありのままの事実を記載することが一番大事だと思われます。
御客様のおっしゃっている「理由書」は、おそらく在留資格申請に添付する質問書の「知り合った経緯」の部分を指していらっしゃるのだと思います。具体的に記載すべき事項は以下の項目となります。
1.知り合った時期と場所
2.知り合った経緯
3.紹介者がいれば紹介者と知り合った経緯や関係
4.恋人として交際に至った経緯
5.恋人として交際を開始した時期
6.婚約した時期(結婚を約束した日)
7.離れている時期の連絡手段
8.御客様がタイへ渡航した時期
9.奥様が来日した時期
10.結婚した日
以上の事項を時系列で分り易く記載することが必要となります。また、極力詳細に記載するようにしてください。やはり審査する方も人でありますので、分り易くかつ詳細に記載した方が相手方に対して良い印象を与えます。
また、理由書を丁寧に記載することも重要なのでありますが、これを客観的に疎明する資料も併せて提出するようにしてください。例えば、御客様が奥様に会うためにタイへ渡航されているのであれば、そのときのパスポートのコピーや一緒に写っている写真を提出します。離れている時期は、LINEやメールで連絡を取り合っているのであればLINEの履歴のコピーやメールの通信歴のコピーを提出します。このようにして理由書に書いてあることが事実であるということを客観的に証明していくことが重要となります。
確かに交際の経緯等についてはプライベートなことでありますので、それを文章にして開示することは恥ずかしいと思いますが、恥ずかしさを捨てて詳細に記載していく方が許可を取得することのできる確率が圧倒的に上がります。
いずれにしましても様々なポイントがあり、1回目の申請で許可をいただくことが最も重要となりますので、自分自身で書面を作成する前に行政書士等の専門家へ相談をした上で手続きを実施していく方法を強く推奨いたします。

 

回答してくれたのは、やすだ先生です。

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