【相談】1年と3年のVISAの違いについて
私は日本人の夫と結婚してVISAを許可され2005年4月に来日しました。そして、去年VISAの更新をして現在は1年間のVISAを持っています。そろそろ2度目の更新時期が近づいているのですが、今度は3年間のVISAが許可されるでしょうか？ 友人に聞くと2度目の更新だから3年間のVISAがもらえると言っているのですが本当でしょうか？
あなたが所持している「日本人の配偶者」というVISAは1年と3年という2種類の期間が存在します。多くの人が3年の許可をほしがるのは入国管理局に行く手間を考えれば当然のことだと思います。では、この1年と3年の違いはどのようにしてできるのでしょうか。
法律の条文にはこのようなケースでは1年とか3年を許可するということは書いておりません。私の今までの経験からいうとVISAを申請する方の日本での活動状況（生活状況）が信用できるものであり更に安定していると判断される事が3年を許可されるためには重要と感じています。私が関わった仕事の中には初めての更新で3年を許可された方もいましたし、ごく稀なケースではありますが就労のVISAから日本人の配偶者のVISAに変更した方でいきなり3年を許可された事もありました。
また一方で何度更新しても1年しか許可されない方もいます。このように何年のVISAが許可されるかは個々のケースで違うのであなたが2回目の更新だからといって3年が当たり前のように許可される事はありません。このことは結婚に関する事だけではなくほかの就労などのVISA全般に言えることです。あなたの結婚に関する経緯や現在の生活状況が文面からは読み取れないので3年が許可される可能性を判断する事は出来ませんが、申請書の希望期間の欄に「3年」と記入されると良いと思います。希望する事自体は自由ですし、3年と記入してその結果3年は許可されなかったとしても通常は1年が許可されるので、あなたの希望は伝えたほうが良いでしょう。
