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【情報】ラーマ10世 戴冠

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2019年5月のタイには非常に重要なイベントがあった。現国王ラーマ10世の戴冠式である。
 
ラーマ10世は、すでに3年前に即位されている。あとは正式な継承儀式を行うだけだ。そのための式典が戴冠式である。王国であるタイでは、この行事はなによりも重要だ。
 
前回のラーマ9世の戴冠式は1950年の5月に行われた。そこから実に69年ぶりの戴冠式となる。ラーマ9世の治世の世がどれだけ長かったか実感できる数字だ。ラーマ9世が即位されたのは御年23の時。今回のラーマ10世は67歳での戴冠となる。
式典の準備は一ヶ月以上前から何度も念入りに行われた。ラーマ9世火葬の儀の際はサナーム・ルアン(王宮前広場)に特設の式場が建てられたが、今回の戴冠式ではそのような臨時施設は作られなかった。かわりに戴冠後の行進が行われる王宮周辺の道路が再舗装され、見違えるように立派になった。道路沿いの建物も入念に色が塗り替えられ、雰囲気もまったく変わった。
 
式典は5月3日に行われた。ラーマ10世がお通りになられる道路は厳戒となり、全国から集められた軍人と警察官によって強固な警備体制が敷かれた。一般人は、全員が黄色の服を着て参加した。黄色はラーマ10世のシンボルカラーで、これは前国王と同じである。前国王と同じ月曜のお生まれなので、こうなっているのだ。
 
基本的には王室儀式なので、式のほとんどは王宮内で行われた。一般人は立ち入りどころか会場に近づくことさえ不可能で、王族の一部と政府関係のVIだけがその場への臨席を許された。一般人は、テレビ中継でそれを見た。
 
こうしてタイ王国は、新しい国王を正式に頂点に掲げることとなった。日本は2019年から新元号「令和」となり、新しい時代が始まった。タイも今年から新しい時代が始まるのである。

 


戴冠式を控え広い範囲で交通規制が行われたバンコク。繁華街も無人の状態

ラーマ10世のシンボルカラーは黄色。国民は黄色のシャツの着用を求められた